馬の寿命

馬の寿命

平均25〜30年の命と、引退後に続く長い時間

どんな行動?

馬の平均寿命は20〜30年ほどとされている。サラブレッドの場合は25〜30年とされることが多い。人間の年齢に換算する正確な方法はないが、「馬の年齢×4」がおおまかな目安としてよく使われる。馬の1歳は人間の約6歳、3歳は約17歳に相当するとされている。 馬の年齢は、すべての馬が毎年1月1日に一斉に1歳加算される仕組みで数える。誕生日ではなく暦の上で年齢が変わるため、1月生まれでも12月生まれでも同じ年に生まれた馬はすべて同時に年齢が上がる。

なぜやるの?

馬の寿命は品種やどのような生活を送ったかによって変わる。一般的に小型の馬(ポニーなど)の方が長生きしやすいとされている。競走馬として厳しいトレーニングを積んだ馬は、怪我や心臓系の疾患で若くして命を落とすこともある。乗馬用の馬として穏やかに過ごした馬の方が長生きする傾向があるとされている。 馬の年齢は歯の状態からおおよそ推定できる。歯の咬合面にある黒窩(こっか)のすり減り具合や、前歯の根元に10歳前後から現れる溝の長さなどが手がかりになる。

引退馬の日常では

競走馬としてのピークは4〜5歳頃とされ、多くの馬が5歳前後で引退する。しかし、馬の寿命が25〜30年あるということは、引退後に20年以上の時間が残っているということ。乗馬用の馬としては15〜20歳が精神的にも安定し、むしろ活躍のピークとされている。 引退後の馬が寿命を全うできる場所として、養老牧場(馬が余生を過ごすための施設)がある。しかし、毎年約7,000頭が生産されるサラブレッドに対して、受け入れ先はまだ十分ではないのが現状とされている。

参考文献

  • EQUIA「馬は何歳まで生きられる?」
  • HORSE FAIR「養老牧場ってどんなところ?」
  • JRA UMAJO「サラブレッドの一生」