馬の歯と健康

馬の歯と健康

馬の歯の構造と年齢判定、健康管理

どんな行動?

馬の歯は、草をすりつぶすために特殊な構造を持っている。歯の表面はエナメル質、セメント質、象牙質の3つの層でできており、草を噛むうちに少しずつ摩耗する。馬の歯は歯冠(歯ぐきから上に出ている部分)がとても長く、摩耗した分だけ徐々に押し出されてくる構造になっている。

なぜやるの?

馬は1日の大半を草の採食に費やす動物であり、硬い草を噛み続けるために丈夫な歯が必要。歯の摩耗に対応するために、長い歯冠が少しずつ出てくることで、長期間にわたって採食を続けられる。また、馬の歯は年齢とともに変化するため、歯の状態を見ることでおおよその年齢を推定できるとされている。

引退馬の日常では

引退馬にとって歯の健康は生活の質に直結する。歯が摩耗して噛み合わせが悪くなると、草や干し草をうまく食べられなくなる。そのため、定期的に獣医師に歯の状態をチェックしてもらい、必要に応じて尖った部分を削る処置(歯科処置)が行われる。特に高齢馬では歯の管理が重要になる。

参考文献

  • HORSE FAIR「歯を見れば馬の年齢が分かる?」
  • Wikipedia「ウマ」(歯に関する記述)