
耳の位置と気持ち
耳の位置で馬の気分や注意の向きを読み取る
どんな行動?
馬の耳はそれぞれ独立して動かすことができ、その向きや動きが馬の注意や感情を反映する。前に立てている、横に開いている、後ろに倒しているなど、耳の位置で馬がどこに注意を向けているか、どんな気分かを読み取ることができる。
なぜやるの?
馬は草食動物であり、天敵の接近にいち早く気づく必要がある。目はほぼ真後ろを除く約350度の広い視野を持つが、音の方向を特定するために耳を動かす。片耳を前に、もう片耳を後ろに向けることもでき、異なる方向の音を同時に聞き分けることができるとされている。 耳の位置と気分のおおまかな対応は以下のようになる。耳を前に立てている:何かに興味を持っている、注意を向けている。耳が横に緩く開いている:リラックスしている、うとうとしている。耳を後ろにピタッと倒している:怒り、威嚇、強い不快感。耳が忙しなく前後に動いている:周囲を警戒している、落ち着かない状態。
引退馬の日常では
放牧地で草を食べている馬の耳をよく見ると、片耳は前方に、もう片耳は後方に向いていることがある。食事に集中しながらも、周囲の音に注意を払っている状態。人が近づいたときに耳がこちらに向けば、こちらの存在を認識している証拠。
参考文献
- • HORSE FAIR「馬の気持ちを理解しよう!」