採食パターン(グレイジング)

採食パターン(グレイジング)

一日を通して草を食べ続ける行動

どんな行動?

馬が草を食べ続ける行動のこと。自然な環境にいる馬は、1日のうち最大18時間を採食に費やすとされている。一度に大量に食べるのではなく、少しずつ食べては移動し、また食べるというパターンを繰り返す。

なぜやるの?

馬の胃は体の大きさに比べて小さく、一度に大量の食物を処理できない。そのため、少量を頻繁に食べる食事スタイルに消化器官が適応している。また、馬は反芻動物(牛のように食べ物を一度吐き戻してもう一度噛む動物)ではなく、食べた草は長い腸(特に盲腸や結腸)で微生物に分解される。常に何かを食べている状態が、馬の消化器官にとっては自然な状態とされている。

引退馬の日常では

1日の量を朝や昼、夕方のタイミングで2〜4回に分けて与えるところが多く、放牧地で自由に草を食べられる環境は馬のにとって理想的。放牧地で好きな時間に草を食べられるようになることは、心身の健康に大きく関わるとされている。採食量や食べ方の変化は、体調の変化を知る手がかりにもなる。

TATEGAMI FILE は引退した競走馬たちの現在と、彼らを支える仕組みを紹介するサイトです。

引退馬が健康に過ごせる環境を維持するには、日々の食事や体調管理を支える仕組みが必要です。 日本には引退した競走馬たちの日常を支える取り組みがあります。

参考文献

  • GORON「馬のご飯は1日に何回?」
  • HORSE FAIR「引退した馬がのんびり過ごす、養老牧場ってどんなところ?」